エンジニア転職日記

エンジニア転職に向けての日記です

専門家に意見をもらいました

概要

私の作成しているオリジナルアプリに関して、専門家に意見をいただきました。今回はその反省点とこれからの行動についてアウトプットします。

今回意見を頂いたのは、個人で塾を経営されており、大手の教育系企業とタイアップして子供向けのプログラミング教育を行っているIさんという方です。

制作物

まず、私の作成しているアプリケーションは、プログラミング教育のメンターを探せるサービスです。

今年の4月から小学校のプログラミング教育が必修になりました。幼少期からIT教育を受けさせることはとても良いことだと思いますが、現場では不安の声も大きいようです。

そこで、いつでも相談できるメンターを探せるアプリがあれば安心してIT教育に取り組めるのではないかと考えました。

詳細は、以下の記事に資料を載せてあります。

 

shangang7321.hatenablog.com

 

そして、以下のようなアプリを作成しました。

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機能としては、

・ユーザー管理

・メンター一覧

・メンター詳細情報

・定額課金(クレジットカード払い)

・DM

・レビュー

となっています。

 

意見

以下が実際に頂いた意見です。要約して書いているので冷たい印象を受けますが、実際はとても物腰の柔らかい方でした。

①本当に需要があるのだろうか

プログラミング教育の必修化に対する不安自体はかなりあります。ただし、実際のカリキュラムはプログラミング、コーディングをするのではなくあくまでプログラミング的思考を身につけるものです。

"プログラミング教育"のイメージが先行してしまって、実態のない不安が蔓延している状況です。実際、中身を知って怖がるほどのものではないなと感じる人も多いです。

また、大手の学習塾でもプログラミング教育のコースを用意しているところが多いです。

果たしてそのような状況下で、個人に教わりたいと考える人はどれくらいいるのでしょうか。

実際、企画段階でも需要の面は気になっていました。プログラミング的思考の教科書を見ると、 あくまで"プログラミング的思考"の教育であり、そこまで難しい内容に感じられなかったからです。

しかし、読めば理解できる = ニーズがないというのもまた違うと思います。小学校の教科書程度の内容ならば、大体の大人は理解できます。しかし、自分で教えるより塾など学校以外の教育サービスを受けさせることが多いと感じます。

であるならば、プログラミング的思考を教えること自体に付加価値を持たせることは難しいけれども、IT教育に対する安心のニーズは強いと思います。これを今あるリソースで解決するサービスを模索することが必要だと感じました。

②本当に質問できるのだろうか

現在学校で使用している教材は教科書の他にもあります。例えば、指示を入力してそのプログラム通りに動くロボットなど。作成したアプリは自宅からオンラインで質問する想定だと思いますが、学校にある教材は持って帰れないので質問しづらいのではないでしょうか。

これは全くの盲点でした。さすがは現場で教鞭をとっていらっしゃる方だと思いました。このような教材を使っているみたいです。

www.artec-kk.co.jp

これには正直、納得せざるを得ませんでした。リサーチ不足だったと反省しています。

これから

まず今回の学びですが、企画の詰めが甘かったことを痛感しました。

プログラミング教育に対する不安(事実)

→相談できる環境があれば安心(解決策)

という点のみ情報収集してロジックを組み立てていました。

・教育の現場ではどのように教えているのか

・実際に何を教えているのか

・カリキュラムが始まったあとの当事者の印象はどうなのか

あたりのリサーチが抜けていました。今後のサービス企画ではより一次情報に近いリサーチを組み込んで仮説を立てていきます。

 

また、今回作成したアプリですが、リリースまでしっかりやってみたいと思います。意外と需要があるかもしれないし、リリースの経験が積みたいと思ったからです。ただアプリを作っただけでなく、リリース、集客、運用のところでPDCAを回し、今後の糧としたいと思います。