アウトプットなきインプットは自己満足
『アウトプット大全』を読んで
先日、樺沢紫苑先生の『アウトプット大全』を読みました。著者の樺沢先生は、生産性の鬼とも呼べるような人で、毎日メルマガやSNSの更新をしながらもプライベートの時間も十分にとり、尚且つ年30日以上も海外旅行に行っているそうです。著書の中では、こんなことが書かれていました。
・アウトプットなきインプットは自己満足
・インプットだけでは現実は変わらない
これまで「スキル習得=インプット」と思っていた私はハッとしました。今回はそこで得られた気づきと今後のTodoについて共有したいと思います。
生産性とは
まず、アウトプットなきインプットがなぜ自己満足なのかという点についてはっきりさせておきましょう。それはつまり、生産性が低いためです。生産性とは、労力・時間・金に対して、どれほどの成果が出たかを指します。読書だけして何も行動が変わらなかったり、資格だけ取るというような行為は知識が増えて良いように見えて生産性という観点からすると非常に効率が悪いのです。
Twitterの活用
それでは、生産性をあげるにはどうしたら良いのでしょうか。それは、アウトプットの量を増やすことです。アウトプットとは、話す・書く・行動するの3つを指します。その中でも取り組みやすいのがTwitterで発信することです。そのメリットは2点あります。文字数が少なく時間がかからないこと、要約力=思考力が鍛えられることです。Twitterの更新程度であれば、移動中などのスキマ時間でも十分に行えます。著書の中では、読書感想文からはじめてみると良いと書かれていました。また、自分の考えを140字にまとめるというのは意外と難しい作業です。日常的に頭の中を整理してまとめることで思考力も鍛えられます。
30点仕事術
この著書の中で一番参考になった考え方が、【30点仕事術】です。どのような考え方かというと、
・開始から半分の時間で、30点の完成度でいいので、とりあえず書き上げる
・もう半分の時間で見直し、ブラッシュアップをし、100点に持っていく
というものです。時間制限を設けることでとりあえず形にはなるため作業スピードも格段に上がるし、何よりも書き出しのハードルが下がることが最大のメリットではないかと感じました。私はこの考え方を、ブログ更新や日々のプログラミング学習に適用していこうと思いました。
To do
『アウトプット大全』を読み、以下の2つのTodoを決めました。
・ブログの毎日更新
・アウトプットの無いインプットはしない
ブログの毎日更新について。毎日朝8時〜9時の時間を使ってブログを更新します。前述の30点仕事術を用いて、書き出しのハードルを下げ、習慣化します。また、プログラミング学習においても、カリキュラムを読んで覚えるだけの時間を無くします。新しい知識を入れたらその都度Twitterなどでアウトプットし、アウトプット前提のインプットを徹底します。